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同体と疎外感

 

 

 

同性愛の映画を良く観る。

純粋な愛をテーマにした作品が多く、さらにそこに差別や偏見を描く、素晴らしい作品が多数存在する。

 

 

現在も劇場公開されている「チョコレートドーナツ」は典型的な愛と差別の作品だ。

 

あらすじ

yahoo映画

http://movies.yahoo.co.jp/movie/チョコレートドーナツ/348035/story/

 

時代が70年代のアメリカというまだ同性愛者への偏見が色濃くある時代に起こる、差別と戦う純愛物語だ。

 

「フィラデルフィア」も同じく同性愛の偏見を扱った映画で、当時まだエイズに対して世間があまり知識がない時代に公開された。

 

あらすじ

yahoo映画

http://movies.yahoo.co.jp/movie/フィラデルフィア/19784/story/

 

 

 

女性同士だと近年の話題作「アデル、ブルーは熱い色」があげられる。

 

あらすじ

yahoo映画

http://movies.yahoo.co.jp/movie/アデル、ブルーは熱い色/347024/story/

 

この作品はあまり差別を大きく取り扱った作品ではないが、主人公のアデルが同性愛を隠して生活し、セクシャルマイノリティとしての自分に葛藤する場面がある。

 

 

他にも上記のような同性愛への差別を扱った作品は多々存在する。

 

人間だけでなく動物全般が共同体を作り、生活を送る。これは動物が生きていくのに必要不可欠なことである。

そしてその共同体の中にマイノリティができてしまうのも避けられないことだと思う。

これは共同体が大きくなればなるほど増えていくもので仕方のないことだ。

必要なのは疎外されるマイノリティを無くすことではなく、マイノリティを受け入れることであると考える。

昔に比べて同性愛者への偏見はかなり少なくなり、テレビなどでそれをネタにする芸人が増えている。

しかしそれでも偏見を持つ人はまだまだ沢山いる。

男は女を、女は男を愛さなければならないと規則のように捕らえるのではなく、色々な形の愛があると広い視野を持ってマイノリティを受け入れることが解決への一歩であると考える。

 

(ほしのかなり)

 

 

参考文献

Yahoo!映画 http://movies.yahoo.co.jp/

 

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